一二年合宿1話

副題   思いではわんきょくするからおもしろい。

1.はじめてのしきり


サークルでは、入会してわけがわからぬままいつのまにか 春合宿にて次期幹部決めが行われる。


21代の場合、すんなり決まった代として有名といえば まあそんなもん。


一番大変というか、いつも気が気でならないのは会計だろう。


いつまでもなかなか決まらない 役職だが、


20代の(年じゃなく)S籐さんの兼ねてからの猛烈アタックのおかげで うちの学年の


TWO TOPは 決まっていたのだ。


その会計が放つ、最初の合宿がこの一二年合宿である!!!


飯田橋のMYCOMに、ぶっこみ(特攻)をかけるのはあたりまえ。(合宿値段の交渉ね)


バスの手配から、コートの利用状況、さらには足りなくなる前の酒の調合など、


あなたほんとにたのしいの???と思えるくらいの働きぶりだ!!!


さらに、合宿の班わけの クジのため、おれらは休日に学校に集まったのだった・・・・・・・・・・。



TJ「じゃあクジ引いてくかー」


S「おいおいどっきどきだなー」


T「おれだれでもいいやー」


N「どーでもいいからはやくやろーぜー」


I「じゃあこれ四人で交互に引いてってくれ、テニスのレベル順になってるから」






N「おれ最初Iクラじゃなきゃいいやー(笑)」







N→Iクラ






我、敗れたり。





さて、合宿当日。



新宿安田生命ビルの前に立つ。


当たり前のように、寸志と缶コーヒーをバスの運ちゃんに渡して 出だしOK!



しかし!!みしらぬ一年生が来ない・・・・・・。



結局遅れてきて 出発!まあOK。


バスの中では、なぜか初幹部でどきどきしてる俺を尻目に 後ろは超盛り上がっている。(俺ら前)


もはや毎年恒例の 自己紹介などやる意味があるのか???


しかし!やらねばなるまいってことで結局やりました。


このあたりから 集団行動の難しさをだんだん認識してまいりました・・・・。



菅平高原につきました。


部屋わけを発表して、一年生を各部屋に押し込む。


そうだ、一年生はあの広い部屋に集団で押し込むのだ!


去年はだれかが PS を持ってきていたが、今思えば 半殺し ものだろう。



そして、俺ら(TJ、T、S、N)はテニスコートから近い幹部部屋に入る・・・・・。


他の二男はわけがわからない 離れにいくのだ。


Iクラも例外ではない


すでに 練習の時刻まで時間がない。おれらはさっさと着替えて 目の前のテニスコートへと下りていったのだ。


バスの中で だれの班になるのかはすでに全員分かっている。


そこで、合宿の運命の大半はきまるのだが なにぶん班長は全員しきりが初めてなので


どんなカンジになるのかみんなわからないのだった。



全員の前にたつ。



班長はみんなの前に立つのが 妙な感じで、そこからTJさんのあいさつがはじまったのだった。



TJ「はい、じゃああー・・・これから練習を始めたいとおもいます。」






いつもどおりだ。これは好スタートと言っていいだろう。




そして、うちの班長はみんなコーチのバイターである。


練習メニューをかんがえるのは みんなお手の物であるのだ。


かくゆうおれも すでにあたまの中に練習メニューがはいっていた。


そこで、調子よく ガンガン いきたいと思いきや・・・・・・。



突然の嵐。



雨ではない。嵐である。



急遽、全班 練習を中断。


解散し、食事まで各部屋に戻っていたのだった。





S「これで、TJ雨(嵐)男けっていだな。」




TJ「なにをー?これでもなー高校のときは晴れやったで!」




あなた 外を見なさい!!!





風で窓ガラスが割れんばかりの 猛嵐である。



はじめてのしきり合宿ということもあったので、これでTJは嵐部長のレッテルを貼られてしまったのだった。



そしで、Iクラさんが幹部部屋にはいってきた。(Iくらも幹部)




I「酒つくるわー」


A「ちょっと風呂場かりるよー」




これが すべてのはじまりだったのだった・・・・・・・・・・・・・・・・・。



TO BE COUNTED